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KubernetesをGUIで操作してみよう!

はじめまして、エンジニアリングソリューション事業部の萱沼広稀です!
好きな色は黄色です。
この記事はKubernetesを勉強中の方、すでに運用している方向けに、ざっくりとLens(KubernetesをGUI操作できるOSS)について記載します。
今回は、Lensを使用してnginxをデプロイするまでを紹介していきます!

目次

  1. Kubermetesとは
  2. Lensとは
  3. 今回行うこと
  4. Lensをインストール
  5. Lensの設定
  6. nginxをデプロイしてみよう
  7. nginxにアクセスしてみよう
  8. まとめ

1. Kubernetesとは

まずはじめに、Kubernetesとは何?と言うとこから解説していきます。クラウド・コンテナ分野で耳にすることが多いですよね。
Kubernetes(クバネティス、クーベネティス)とはコンテナの操作を自動化するためのOSSのコンテナオーケストレーションシステムです。Kubernetesだと長いのでk8sと略されることもあります。以下、k8sと略して記載します。
k8sではアプリのデプロイやスケーリングを自動で行うことができます。
Dockerと組み合わせて使用され、複数のDockerのコンテナの管理を行うことができます。
開発元と、開発言語は以下になります。

  • 開発元
    • Cloud Native
    • Computing Found
  • 開発言語
    • Go

基本的にはコマンド操作で管理を行いますが、今回はLensを用いてGUI操作していきます。

2. Lensとは

Lensとはk8sのIDE(統合開発環境)です。k8sの開発、運用、監視を行うことができます。こちらのサイトにアクセスするとダウンロードすることができます。

Lensサイトトップ
Lensサイト

対応OS

  • Windows
  • Mac
  • Linux

マルチプラットフォーム対応なので、OSは選ばずに利用できます。

3. 今回行うこと

今回は、Lensを使用してnginxをデプロイするところまで行います。
簡単に環境構築するため、Minikubeも使用していきます。
Minikubeはローカル環境でKubernetesを容易に実行するためのツールです。
Dockerやk8s、Minikubeはすでにインストールされている前提で解説をしていきます。

検証環境構成

  • OS
    • macOS Big Sur 11.5
  • コンテナ
    • Docker
  • ツール
    • Minikube
    • Lens

4. Lensをインストール

  1. サイトにアクセスして、ダウンロードします。
  2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。
  3. 表示される画面に従って、インストールします。

詳細は各OSによって異なるので、こちらをご覧ください。

5. Lensの設定

Lensを起動

Lensを起動すると、初回起動時に以下のような画面が表示されます。

Lensの起動画面です。
Lens起動画面

Minikubeが起動されていれば、上記のように自動的にMinikubeが追加されてると思います。

Minikubeが起動されていなかったら…

Minikubeが起動されていないと、502エラーになり追加することができません。
追加されていないようであればターミナルを起動して以下コマンドでMinikubeを起動します。

$ minikube start

起動できたら、LensにMinikubeのクラスターが表示されていると思います。

6. nginxをデプロイしてみよう

Deploymentsを作成

Minikubeを選択し、Workloadsタブを選択して、以下画面を表示させます。

Workloadsの
Workloadsタブを選択した画面

画面の左下にある+ボタンを押下し、「Create resource」を選択。

+ボタンを押下した画面
Create resource選択後の画面


選択後、上記のような画面が表示されます。
左上「Select Template…」から「Deployment」を選択します。
以下図のようにデプロイメントのテンプレートが表示されます。
テンプレートにはnginxのデプロイメント作成用のyamlが表示されていると思います。

デプロイメントのテンプレート選択後


「Create & Close」を押下して作成します。
すると、nginxのデプロイメントが作成され、Podが3つ作成されていると思います。
Pod、Deployments、Replica SetsのステータスがRunningになっていればOKです。

デプロイメント作成後画面

これでnginxがデプロイできました!

7. nginxにアクセスしてみよう

Podの選択画面

Podの選択画面を開きます。
3つのPodが作成されていると思うので、いずれかのPodを選択します。

Pod選択後の画面


選択すると詳細が表示されます。
詳細画面のContainersの部分までスクロールしてください。

 「Ports」の「80/TCP」を選択する


Containersの部分までスクロールしたら「Ports」の「80/TCP」を押下します。
するとブラウザが開いて、nginxの初期画面が表示されます。

nginxの初期画面


以上がnginxへのアクセス方法でした!

8. まとめ

いかがだったでしょうか。IDEを使用することで簡単にデプロイすることができました。こうすることで、勉強中の方も運用中の方も、視覚的に見ることができるため、管理も楽になります。ぜひ使用してみてください!
Docker+k8sはトレンドな技術であるのでこれからも追っていきたいと思います!


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ABOUT ME
萱沼 広稀
Webアプリケーションエンジニア。 日々、新しい技術のキャッチアップに邁進しています!