AMBLが得意としているAI画像検知の技術を使い、社会的な課題を解決するための5つのアプリケーションをリリースしました。
AI人数カウンターHEAD CROSS
AMBLで今までリリースしてきた、AI人数カウンターシリーズの最新作です。
AI人数カウンターHEAD CROSSは、施設の出入り口に設置したカメラから、入退室の計測はもちろん、一つのカメラで全面を通行した人数もカウントできます。商業施設やイベント会場、駅などの公共施設のマーケティングや通行調査にお使いいただけます。
AIが頭の画像に特化して検知することで、複数人が並んで歩いて重なって見える場合も、誤検知を避けることができます。
ベビーカー検知
ベビーカーでのお出かけは経験したことがない方が想像する以上に大変です。段差やドアの開け閉め、公共交通期間の乗り降りなどで困った経験をお持ちの方は少なくありません。商業施設や駅などの公共施設、ホテルなどで。ベビーカーが一定時間以上止まっている状態を検知したら、すぐにLINEやメールで担当者に連絡がいく仕組みを作りました。での外出を安心、安全に楽しんでいただければと思います。
こちらは、独自のデータセットで学習したAIモデルを使用しています。開発チームで画像の収集を行いました。また、ベビーカーに似ている「車いす・台車」、同時に写っていることの多い「人」の画像を同時に学習させることで、ベビーカーの検出率を向上させることができました。
ヘルメット着用チェッカー
建設業労働災害防止協会によると、令和3年の建設業における災害発生に伴う死傷者数は16,079人(うち死亡者数は288人)にも及ぶそうです。(参照:死傷者及び死亡者数の推移(令和元年~令和3年))
建設作業時のヘルメット着用は法律で定められていますが、休憩や事務所に戻る際に一時的にヘルメットを脱いだ際に再度着用を忘れてしまうことがあるようです。
広い工事現場の中で、そんなうっかりミスを防ぐために、画像検知システムを活用いただけます。AIが監視カメラの画像でヘルメットを検知する仕組みなので、作業員の方、一人一人に専用端末や専用ヘルメットを装着していただく手間は不要です。
害鳥検知
「鳥害」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?カラス、鳩、ヒヨドリなど、どんな街にも一般的に生息する鳥たちも、農作物やゴミ箱を荒らしたり、1箇所に多く集合することでの美観やフンの問題などでお困りの方達がいます。鳥による被害を軽減するために、害鳥を検知したらリアルタイムで通知したり、パトランプで知らせることができるシステムです。
1つのアプリでカラス、ハトなど複数の種類の害鳥を検知できるように、様々な鳥の画像を使用して学習を行いました。
侵入検知
侵入窃盗や器物破損の認知件数は年々減少しているものの、令和3年中に1.7万件以上もの窃盗が発生しています。窃盗の手口は巧妙化しており、短時間で犯行におよばれることから、ドアや窓が開けられたことを検知してからでは、警備員到着が間に合わないことも多いようです。
そのような社会課題を解決するために、ドアや窓を開ける前、侵入禁止区域と指定した区域への立ち入りを検知するシステムを開発しました。こちらのシステムは犯罪の多い夜間の映像や赤外線カメラからも人を検知することができます。単に動くものを検知する仕組みではなく、人間と動物を判別できるので、動物の横断などでは作動しません。
「AI人数カウンターHEAD CROSS」以外の、4つの検知系アプリは並行して開発を行いました。アプリケーション部分はほとんど同じコードで動くように設計し、モデル部分は検知対象で学習したAIモデルに差し替えることで、効率的な開発ができました。
AMBLでは、画像検知以外のAIを使った解析や検知、DXのための学習モデルの作成も手がけております。「こんなことできないかな?」というご相談から承っておりますので、お気軽にコンタクトフォーム(お問い合わせ)からご連絡ください。
コンタクトフォーム(お問い合わせ):https://www.ambl.co.jp/contact/
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