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技術者が語る社内ラジオ AMBLアンテナスタート!

AMBL社内の有志が集まり、AMBL社員の技術に対する「アンテナ」を広げるために、社内限定ラジオ「AMBLアンテナ」がスタートしました。
事業領域を広く持つAMBLには、様々な分野の技術のエキスパートが揃っているので、毎回ゲストを招いて、技術者による技術者のための、技術の話を繰り広げていきます。

初回のゲストは、CTO(Chief Technical Officer:最高技術責任者)の堀浩史さんでした。
本記事では、堀さんのラジオ番組の一部をご紹介します。



堀 浩史さん 
AMBL 取締役 CTO

趣味は、声楽、合唱、オペラ、クラシック音楽です。聴くだけでなく自分で歌います。

https://twitter.com/hiroshihori

ーー堀さんは、ずばり〇〇系エンジニアですか?


(堀)エンジニアと一口に言っても、Webエンジニア、インフラエンジニア、クラウドエンジニアなど様々なエンジニアがいますよね。何エンジニアかと聞かれたら、僕は元々は「基盤エンジニア」でした。この業界の変化は目まぐるしく、今は基盤エンジニアはほとんどいませんが、昔はシステムを作ると言ったら、プログラムの前にまずは基盤構築!と、非常に重要な役割でした。いろいろなアプリチームから要望がでるので、モジュールとして依存度が低く、親和性が高い基盤を作ることを心がけていました。


ーー堀さんが今注目している技術は?

(堀)やっぱり今注目の技術といえば「生成系AI」ですよね。僕自身は、基本的に何事にも手間をかけずに、なるべくステップを少なく開発をしたいので、自分がやりたいことをどこまでAIが助けてくれるのか?というのが、すごく楽しみです。AIを使うことで生産性がどんどん上がるのではないかと期待しています。

ーーAMBLでGit Hub CopilotやChatGPT導入は考えていますか?

(堀) 生産性をあげると言う観点だけではないのですが、AMBLでもGit Hub CopilitやChat GPTの導入を検討しています。まだスキルが未熟な人や、技術を学習中の人にアカウントを付与するのはどうなのか?という意見もありますが、提供できる環境を準備しておくことは大切だと思います。今、そろばんを弾きながら、ルール作りを並行して進めているので少しお待ちくださいね。

新しい技術を会社として導入する際には、お客様の守秘義務や法令遵守のために会社としてルールを設けることは必要ですが、まだよくわからないから使わないということはもったいないです。新しい技術に触れられる機会は絶対に作っておいた方が良いと思っています。
AIを使うことで、これからエンジニアの仕事内容も働き方もどんどん変わってくると思うので、どうなっていくか想像するとワクワクします!

ーー我々AMBLのエンジニアはどう変化したら良いですか? これからは、プロンプトがちゃんと叩けるか、コードが正しいか、アーキテクチャとして正しいか?が判断できないと、エンジニアとして立ち行かなくなるような気がします。


(堀)まさにそうですね。AMBLでもプロンプトエンジニアリングに対する教育がとても大事だと思っています。これからのエンジニアには「レビュー力」が大事になると考えています。ただ、コーディングを全てAIがやって人間がやらなくなるということは、AIは人間が発展させてきたソースを元に学習しているので、コードの発展が鈍化するかも?ということを危惧しています。もう少し未来を見てみたいと思っています。

ーー堀さんが推したい技術があれば教えてください


(堀)僕の推しは、REST APIです。えっ?今更?と思うかもしれませんが、REST APIはメソッドを通して何をしたいのかを明確にし、APIの形式に意味を持たせたことがすごい!と思っています。そこに意味があるのなら、AIが生成するのに十分な情報量があると思うんです。

ーー最後にAMBLのエンジニア(これからAMBLのエンジニアになる方)に一言!

AMBLのエンジニアのみんなには、技術の進歩を楽しんでもらいたいです。楽しむためには、自分のアンテナを張ることはとても大事。そして、もっともっと「こんなことできたらすごく便利だな」という妄想を広げて欲しいです。その妄想は、ある日「できるかも?」につながり、技術を進歩させていくことになると思ってます。

新しい技術を積極的に取り入れることを楽しんで、一緒に妄想を現実にしていきましょう!

ABOUT ME
honey
COLORS編集長の宮坂ハニー(トイプードル2歳)です。 趣味は日向ぼっこ、好きな食べ物はプリン。 現在、海と山の二拠点生活を実現できないか模索中。