AMBLが大切にする考え方の一つに「賞賛と承認」という考え方があり、社長の毛利さんは、「Respect」(リスペクト)という言葉を好んで使っています。
Respectは、「尊敬し、称賛の念を抱くこと。そして敬意を払い尊重する」という意味。
毛利さんはサーフィンが好きで(今も週1で海に入っています)、若い頃から世界中の海でサーフィンをしてきたそうです。どこの国に行っても、サーファー同士は気軽に挨拶を交わします。果敢に波にチャレンジをした時は、たとえ失敗しても、そのチャレンジを賞賛して気軽に声をかけ合ったり、ハングルーズのハンドサインでリスペクトを表したりするそうです。
AMBLのメンバーには、お互いに、そして自分自身に対して「リスペクト」の気持ちを持ってもらいたいという毛利さんの気持ちを込めて社内報では「respected(リスペクトされる人)」という連載が続いています。
AMBLの社内でリスペクトされている社員を紹介していくために、社内で紹介された記事を抜粋・編集し、COLORSでご紹介していきます。
左から
井上 美香さん(2021年6月入社)balconia上海 プランナー
nari さん(2021年6月入社)UXデザイン事業部 Webディレクター
毛利さん(2007年7月入社)AMBL代表取締役社長 CEO
二人をリスペクトしている人 Hirokoさん、美月さん
(MUZUKIさん)私は上海のクリエイティブディレクター井上 美香さんをリスペクトしています。井上さんは、日本の大学を卒業してからずっと上海で仕事をしているパワフルな方です。いつもすごく良い企画を出してくださるので、仕事ができる社会人の先輩としてリスペクトしているのと同時に、人間としても女性としてもとてもリスペクトしています。
私が日本から上海に転属したばかりで、ものすごく寒い日に布団がなくて困っていたら、すぐに布団を送ってくださったり、コロナ禍のロックダウンで食べ物がなくなった時は、すぐに食べ物を送ってくださったり、こっちにきてからお世話になりっぱなしです!
(Hirokoさん)私がリスペクトしているのは、nariさんです。自分がディレクターをやってきて、nariさんほど尊敬できる、神の領域のディレクタースキルを持っている方に初めて出会いました。クライアントの話がまとまらない時に、nariさんが複数のパターンを出して解決に導く姿は圧巻です。資料もすごく分かりやすく細かく作ってくれて、運営する時に管理しやすいように、ポイントを押さえて瞬時に判断する力は真似できません。
寿司職人からスーパーディレクターに転身したnariさんは、キャリアチェンジに希望を与えてくれる存在だと思います。ディレクターとして見習うところが多いので、いつもリスペクトしています。
ーーリスペクトされているコメントを聞いた感想は?
(井上)わはは〜!いや〜!リスペクトされる状況が特殊過ぎて笑えますよね〜!(上海は22年3月下旬〜6月初旬まで2ヶ月以上も全面外出禁止のロックダウン状態でした)布団も食べ物もないって戦時中みたいですよね。状況はさておき、MIZUKIさんからもらった「女性としてリスペクト」って言葉はすごく嬉しいです。同時に私のようになったらいけないぞー!とも思ってしまいました🤣
(nari)神の領域って🤣 それなりに年齢がいっているので年齢分の経験の差が、Hirokoさんにそう思わせてるのかもしれないですね。自身の経験をシェアしていくのも仕事のうちなんで。Hirokoさんは頑張り屋さんで周りを気遣える方で、いつも私が見えてないところもケアしてくれているのですごくありがたいです。
(毛利)自己主張が強いメンバーの中で、nariさんは本当によくみんなの話を聞いて、よく見てると思う。nariさんは、発言が多い訳でも大声で主張するわけでもないけれど、ちゃんと自分の意見は表明するし、ここぞという時にアイディアを出してくれるし、本当に信頼しているよ!
ーーAMBLに入社するまでの仕事と今の仕事を教えてください
*オンラインでインタビューしていたので、お二人のお子さんが顔を出してくれました!
(nari)私は、北海道釧路市の回転寿司チェーン店で3年ほど働いた後、サラリーマンになりたく第二新卒で北海道のSES系の会社に転職。そこから金融のシステム関連のプロジェクトで単身上京し、約4年ほどテクニカルサポートや専用Webの更新などを担当していました。その後デジタルハリウッド→ECパッケージベンチャー会社を経て、IMJ(現Accenture)で約16年Webディレクターとして働いていました。
AMBLのCOOの秋山さんは前職の上司で、秋山さんと同じくAMBLに転職したmorioさんとは、たまに飲みに行く仲でした。いつものように3人で飲んでいたある時に、ふとその場で転職しようって決めました。2人と話していた時の雰囲気が一緒に働いていた時と変わらず懐かしくもあり、心地良くて。Webディレクターの仕事はどこの会社であっても業務内容はあまり変わりません。成長も大事ですが、誰と働くかも大事なんですよね。秋山さんやmorioさんに前職でお世話になった経緯もあり、何かしら形で返したいなと思っていたのがその時だったのかなと。そういうのは大事にする方なんです笑。
直近の仕事ですが、最近はWebサイトの構築というよりも、AI事業をより活用できるような提案や、AIデータを活用したデータ解析用のWebプラットフォーム開発など、新しい領域にもチャレンジさせてもらっています。
(毛利)それはお客さんからもニーズが高いだろうね〜!AIは手段の一つでしかないんだけど、なかなかお客さんが求めているものに落とし込める人がいないから、nariさんがやってくれたら喜ばれそう!井上さんはbalconia上海に入るまではどんなことをしていたの?
(井上)私は上海に来て10年になるのですが、きっかけは大学時代まで遡ります。大学3年生の時にカナダに留学していてすっごく楽しかったので、卒業後はカナダに行こうと考えていました。当時お世話になっていた教授にその話をしたら、「カナダで日本語と英語を話せる人って珍しくないから、英文学の学士でカナダに行っても何もやることないでしょー」と言われて、確かにそうだと気付きました。とはいえ、特にやりたいこともできることもなかったし、学校に通い続ける財力もなかったので、どこかの国に行って働きながら言葉をもう一つぐらい習得しようかなぁと思いまして。話者数の多い中国語かスペイン語が良いだろうと考えたのですが、スペイン語を使う国は日本から遠い国ばかり!。気軽に帰れないなぁと思って、中国で働こう!と結構軽いノリで6ヶ月のビザで上海に渡り、気づいたら10年経ってました。あっという間でした!わはは〜!(井上さんは心底明るくて朗らかな方です😊)
前職は、デジタルアートの会社と提携して、中国で体験型アートの制作・運営をしている会社で仕事をしていました。イベントのどこでどうデジタルを使うと印象深い体験になるのかを考える体験設計をしてきました。
日本は緻密に計算して、頑張って準備に準備を重ねて、それでも成功するか分からないという市場です。一方、中国はマーケットが大きくてどんどん成長しているし、新しい体験やエンターテイメントに対する熱が高まっているという背景もあり、とにかく作ってみる、それを修正して、アップデートしていく、という感じに実験できるマーケットなので、私の性格にあっていて、とてもやりがいがあります!
balconia上海でも体験設計の仕事が多いです。最近は、日本の化粧品メーカーのエステ体験をアップデートする仕事をしていました。
ーー仕事をする上で大事にしている考え方や価値観を教えてください
(nari)私は、自分で考えたり感じたり体験したりして、自分の言葉で話すことを大切にしています。自分の仕事に責任を持って、自分なりの意見を、自分の意思を持って通していくことが大事だと思っているので、周りにもその大切さを伝えています。
元々、割と自分に厳しい方なんです。何かをやる時に中途半端って面白くないかなと。寿司職人の時も「どうせやるなら同期の中で一番になりたい!」とか思ってましたし。職人気質なんでしょうか笑。自分が凄いとか、かっこいい!って思う人たちが、自分の言葉でしっかり伝える人が多かったのが影響しているのかもしれません。
あと、自分の仕事を中途半端にしないために、不要(余計)な仕事はしないのも大事なことだと思います。よくプロジェクトを進行する上でも「それって本当に必要?」という目で仕事を俯瞰することも大事にしています。
(井上)手の抜き方も大切ですよね〜!私が仕事をする上で大事にしているのは、”絶対”と思わないことです。絶対この案がいい!と思うと、他のアイディアを考えられなくなって、自分のクリエイティブとしての価値が下がると思っています。だから結果的に最初に自分が良いと思ったアイディアに戻ってくるとしても、ギリギリまで絶対と決めつけないことを意識しています。
(毛利)絶対を決めないか〜!それは大事だと思う!自分の考えに止まってしまうと、新しいアイディアが出てこなくなるもんね。
ーー今、仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?これからどんな仕事にチャレンジしたいですか?
(nari)AMBLは若いメンバーが多いので、今までの会社と比較すると、自分がキャリア的にも年齢的にも上になっています。つまり自分が教えなくてはいけないメンバーが前より多いのですが、教えたメンバーが成長してるって感じた時は、この仕事やりがいがあるなぁとて感じています。元々マネジメント職ではないので特にそう感じるのかもです。。
教えることを通して、今まで自分では意識していなかった視点や発見が役に立ったりするのが面白いですね。
これからチャレンジしたいのは、AIを始め複数事業領域をうまく活用して、新しいビジネスを創っていきたいです。仕事の内容的な面だと、歳を取ってきたからか、より世の中のために良いものを提供したいって考えるようになりましたね。例えばモノをいかに売るかということより、社会に付加価値を提供できるような仕事をしたいと思っています。
(井上)nariさんの良い話の後に自己中な感じになっちゃうんですが笑、私が仕事をしていて楽しい時は、自分でゼロから考えたことが現実になって、お客さんが入って思った通りの反応をしてくれるとすごくやりがいを感じます。ここにコレを置いたら、立ち止まるか?とか反応を予測しながら作ってきたことが、外れるか、当たるかを見てる時が楽しいです。たとえ自分の案が外れても、それはそれで次に活かせますし!
これからチャレンジしたいことは、限りなく自然に近いデジタルな体験を作るみたいなことにチャレンジしてみたいです。私は自然の多い環境で育ってきたので元々自然っぽいものが好きですし、これからは資源も限られてくるので、デジタルを使ってもまるで本当の自然にいるような感覚になれる体験が作れると有益だろうと思います。
春なら桜!という当たり前に縛られるのは好きではないので、わかりやすいモチーフではなく、他のところで感じてる感覚を表現できたらいいなぁって思います。
以前スタジオジブリの仕事をした時に、宮崎駿さんが、「今の若者は火を描くことができない!焚き火の経験がないから、ガスコンロ以外の火が描けない!」って怒っていたことがあって、確かにそうなるよな〜って思ったんですよね。うちの娘も都会に住んでるから小ちゃい虫でも怖いって言うんですよ!そんなんじゃダメだぞ!って思ってます笑。
(毛利)井上さん、nariさん、二人の話を聞いて、これからの二人の仕事がますます楽しみになりました!今日はありがとう!これからもAMBLでの仕事を楽しんでください!
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