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AIエンジニア 期待のホープがおススメの本と勉強法を大公開!

AMBLはAI、クラウドネイティヴ(システム開発)、UXデザイン、マーケティングの4つの事業領域で企業のDXを推進しています。23年4月現在、600名を超える様々なDXのスペシャリストが活躍しています。そして、社員一人ひとりが働きやすく、成長につながる環境を提供することが、ひいては企業の成長にもつながると信じています。

そんなAMBLでは、毎年10月に開催される社員総会で活躍した社員に対して、リスペクトを込めてさまざまな表彰を行っています。

今回は、昨年新人賞を獲得した渡部 健太さんにインタビュー。

AIエンジニアとして読んでためになった本や急成長した勉強法、渡部さんの働く意識を変えた先輩からのアドバイスなど、若手エンジニアの方の参考にもなる、その成長の軌跡をインタビューでお届けします。

渡部 健太さん 大学卒業後、2021年4月に新卒としてAMBLに入社。入社後、AI開発事業部に配属。データ分析・画像解析・数理最適化・Androidアプリ開発など多数の案件に参画。

「遊び」でAI開発?

ーーおめでとうございます!受賞の感想を聞かせてください

(渡部)これまで様々な業務を無我夢中で必死にこなしてきましたが、このような形で自分の行ってきたことが評価されて、とても嬉しかったです。それと同時にこのような素晴らしい賞の名前に恥じないように、もっともっと成長しなくてはならないと思いました。

ーー1年間で、新卒とは思えない技術を身につけたと評判ですが、技術を伸ばすために努力したことは?また、業務時間以外に自己学習をしていましたか?

(渡部)私はAI未経験でしたので、自己学習をしないと到底業務についていけなかったので、積極的に学習していました。その中でも、PyTorchを使って様々なタスクに対するAIモデルの作り方を学ぶのに、とても役に立ったのが「つくりながら学ぶ! PyTorchによる発展ディープラーニング」ですね。この本が基礎知識の土台になっております。

他にも、基礎知識習得のための資格取得や社外の勉強会に参加するなど、さまざまな学習を行ってきたのですが、自分の中で一番役に立ったと感じているのは、「遊び」です。

ーーどんな「遊び」をされていたんですか?

〇〇を作ってみたい!と思ったものをAIを使って作ってみるという遊びです。

人の顔の画像をAIにInputし、イケメンかイケメンでないかをTrue or Falseで出力するイケメン度判定AIを作ってみたり、自分でなにかゲームを作ってみたいなぁとIOSアプリ開発をしてみたり。実際にイケメン度判定は画像解析の案件に。IOSアプリ開発はAndrodアプリ開発案件の役に立っています。

自分が作りたいものを作っていると学習しているという感覚にはならないのに、いつの間にか学習になっています。また自分が作ったものを先輩方や同期に見せると「こうしたほうが良くない?」とアドバイスをいただくことがあったりとコミュニケーションのきっかけになることもありました。

ーーすごい!「遊び」といいながら、自己学習で実際にAIやアプリを作っていたんですね!しかもそれが案件に直結してるなんて、陰ながらメッチャ努力してるじゃないですか!
そんな努力家な渡部さんですが、担当した案件で大変だったことはありましたか?

(渡部)そうですね…大変だったのは、フォークリフトの異常検知案件です。こちらの案件は、モデルの精度がなかなか要件に達せず、モデル精度向上のために、お客様からいただいたデータをすべて手作業で(モデル納品期間が迫っておりアノテーションを外部に委託している時間がありませんでした)ラベル付けを行いました。
約1週間くらいひたすらアノテーションをして、1万枚以上はラベル付けした気がします(笑)。

また、アノテーションと並行してAWSのEC2を6個くらい立てて、様々な条件でモデルのトレーニング・学習をして、精度検証を行いました。
今考えると、社会人になって初めて2案件の同時並行だったということもあり、大変だったのだと思います。

しかし、当時はEC2を6個も立てて色々な手法でのモデルトレーニングを短期間で検証することができて、とても楽しいなと思いながら業務をしておりました。最終的になんとか要件を満たす精度を達成することができ、一安心しました。

今でも大切にしている先輩からもらったアドバイス

ーー担当している業務のレベルも高い上に、2つのプロジェクトを並行して任されるなんて、驚きです!!大変な中にも楽しさを見つけている渡部さんですが、入社して今までで一番ワクワクしたことは何ですか?

(渡部)新しい案件が始まるときはいつもワクワクします。データ分析案件→画像解析案件→数理最適化案件→Androidアプリ開発案件と、新しい案件が始まるごとに毎回違う知見が必要になり、案件を通して新たな学びがあると思うと、とてもワクワクします。
これからも新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと思っています。

ーー新しい学びがある度にワクワクするなんて、あと数年したら渡部さんはどこまで成長してるのか、末恐ろしいですね(笑)。そんな渡部さんが先輩からもらったアドバイスで、心に残ってることはありますか?

(渡部)社して右も左も分らない私に、一から教えてくださった先輩にはとても感謝しています。特に、一緒に案件を担当している中で「ミーティング中に何を気を付けているのでしょうか?」と先輩に尋ねたときにいただいた「相手が間違っていると思っても、絶対に否定してはいけないよ!」というアドバイスは、今でもとても大切にしています。それからは、相手の意見を否定せず、他人の意見を聞いて自分の意見と比較する癖をつけるようになりました。実践してみると、いろいろな情報を考えて、インプットすることと同じ効果があるなと自分では感じています。私のような新卒1~3年目の方はぜひ試してみてください!

なにより、否定するのではなく、ディスカッションをしてよりよいものを作り上げる。ミーティングを行う意味を改めて考えるきっかけにもなりました。

ーー渡部さんの急成長には、先輩の丁寧な指導と的確なアドバイスがあったんですね!きっと先輩も喜んでいると思いますよ☺そんな渡部さんがこれからチャレンジしたいことを教えてください!

(渡部)これまでは、どの案件も先輩と一緒に担当してきましたが、これからは自分が先輩となって業務を引っ張っていくことにチャレンジしたいと思っています。そのために自分ができることを明確化し、業務を引っ張って行くために足りない部分を知って、自分の価値をもっと向上させます!


渡部さん、あらためて新人賞受賞おめでとうございます!

勉強熱心で、しっかり先輩のアドバイスを吸収するフレッシュな姿勢は、若手社員だけでなく、全会社員の心に響く内容だったのではないでしょうか。

今後の活躍も期待しています!!


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小野雄介
広報の小野です。2023年4月から内外にAMBLで働く人々や事業、イベントを発信しています。最新のレコードが好き。最近、お気に入りのミュージシャンはmabanuaとぷにぷに電機です。よろしくお願いします!