教育・研修事業

ロジカルライティング研修に参加しました!


お疲れ様です。広報の大芦です。

AMBLでは教育開発部を中心に、社員のスキルアップやキャリア成長を支援する取り組みを積極的に行っています。

今回、自身のスキルアップのために、会社の「社外研修受講促進制度」を初めて利用したので、当日の様子と感想をレポートしたいと思います。


参加の経緯

私は前職で新卒採用・採用事務を担当しており、文章を書く機会といえば、面接評価の入力や、学生・エージェントの方々へのメール連絡が中心でした。当時は「ロジカルに書く」ということを深く意識した経験はありませんでした。

今年3月に広報として入社して以来、社内外の記事作成など、文章を書く機会が格段に増えました。
しかし、いざ書こうとすると「伝えたいことはあるのに、どう表現すれば分かりやすく伝わるのだろう…」と悩むこともしばしば。

初めて作成した記事は、自分でも構成の甘さを痛感する出来栄えで、「このままでは広報としてまずい!」という強い危機感を覚えました。
そこで、文章作成の基礎から学び直したいと考え、本研修への参加を決めました。


「ロジカルライティング」とは?研修で得られること

研修の案内には、「文章を作成するのに時間がかかる、上司や他者から分かりにくいと指摘を受ける、もっと分かりやすい文章をスピーディに作成したい、そんなニーズを持った方に」とありました。


研修当日の様子

今回の研修はオンライン実施でしたが、エンジニアやディレクター、セールス、バックオフィスのメンバーなどさまざまな職種の方が参加しており、関心度の高さに驚きました!

研修は、まず「どうしてこの文章は分かりにくいんだろう?」と参加者で考えるミニ演習から始まり、そこから、論理的に書くためのポイントを具体的に学びました。

特に印象的だったセクションを紹介します。

① 人は基本的に「文章を読むのが面倒」であるという前提

まず心に刻むべきは、「人は文章を読むことを面倒だと感じる生き物である」という前提でした。だからこそ「相手に負担をかけない文章が求められる」のだと深く納得しました。

日頃、Slackなどでメッセージを送る際、相手への配慮として簡潔さを心がけてはいましたが、「読む面倒を解消する」というレベルで意識できていただろうか…と、ハッとさせられました。

今後は、結論を最初に示す「PREP法」を意識したり、箇条書きを効果的に活用したりするなど、相手が瞬時に内容を理解できる工夫を徹底していきたいです。

② 主張と根拠を整理する「ピラミッド構造」で、格段に説得力アップ

自分の主張と、それを支える複数の根拠をピラミッドのように組み立てる考え方です。

例えば、「Aという施策を提案します(主張)」の下に、

              「理由1:〇〇というデータがあるから」
              「理由2:△△の成功事例があるから」
              「理由3:□□というメリットが見込めるから」

といった形で根拠を整理し、さらに各根拠を具体的な事実やエピソードで補強するイメージです。

これを使うと、社内外で事例報告をする時など、情報を整理しやすく、グッと説得力が増すと感じました。


これからの仕事に活かしたいこと

研修で一番心に残っているのは、「見て分かる文章にする」という言葉です。

これは、読み手に全くストレスを感じさせることなく、内容がスッと自然に頭に入ってくるような文章を目指すことだと、私は解釈しました。

そのためには、相手の知識レベルや状況を考慮し、具体的で分かりやすい言葉を選び、適切な情報量で構成するなど、多くの点に配慮する必要があります。研修受講後、早速社内に掲載する記事作成に取り組みました。

以前は情報を網羅しようとして長文になりがちでしたが、今は「読者は何を知りたいか?」を第一に考え、一文を短くしたり、専門用語を避け平易な言葉に置き換えたり、適度な改行や太字強調で視覚的な読みやすさを意識したりと、まさに「見て分かる文章」を実践中です。


さいごに

今回の研修は、私にとって本当に有益な時間でした。オンラインで3時間という短時間で完結する手軽さも魅力です。

「分かりやすい文章が書けるようになりたい」
「文章作成にもっと自信を持ちたい」

このように考えている方には、きっと多くのヒントや具体的な解決策が見つかるはずです。
特に、エンジニアの皆さんは上司やお客様への報告書はもちろん、「要件定義書」「提案依頼書」「テスト仕様書」など業務内でさまざまな文章を書く機会が多いので、『技術を言語化して伝える能力を養いたい』『コミュニケーション能力を高めたい』といった課題を感じている方に非常におススメです!

私もまだまだですが、研修で得た学びを日々の業務で実践し、より「伝わる」広報を目指して頑張ります。


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