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誰でもHPを作れる!便利ツールCMSについて解説

はじめまして!ビジネスインテグレーション事業部のわかばです。好きな色は朱色(バーミリオン)です。日本的な風情を感じるこの色が好きです。

新卒4年目のシステムエンジニアとして、現在は企業のグローバルサイトを刷新するプロジェクトで、システムの開発・改修を担当しています。

現在の業務ではCMSツールを用いて作業を進めているんですが、私自身この案件に参加するまでCMSをまったく知りませんでした。

私と同じように「今までシステムエンジニアとして働いてきたから、Webサイト構築に関する知見はほとんど無い!」という人でもCMSが理解できるように、今回の記事を執筆しました。

皆さんの参考になればうれしいです。

CMSとは

CMSという言葉は「Content Management System」の略称です。日本語にすると「コンテンツ管理システム」になります。

CMSはWebサイトの構築に必要となるテキスト(文字情報)や画像、ページデザイン(CSS)、サイト構築などの各種コンテンツや設定情報などを一元管理するシステムです。

通常、Webサイトを構築するには、見出しや文章、画像など独立した要素の作成に加えて、HTMLやCSSなどのコンピュータ言語でレイアウトやデザイン(スタイル)を記述し、ページ間にリンクを設定するなどの作業を行う必要があります。

CMSではこれらの要素の入力から編集、登録までを行うことができ、専用のデータベースで一元的に管理されます。各種コンテンツの登録や編集、サイトの管理には専用のWebアプリケーションで行う形式が多く、編集者がWebブラウザで編集や設定変更を行うと、Webサーバー側のソフトウェアがサイトへの反映・更新を自動的に行います。

このようにCMSを活用すればWebに関する技術的な知識がない人でもサイト構築や編集、運用ができます。

なぜCMSが人気なのか

一番の理由はUI(ユーザーインターフェイス)がブラウザベースであるため、CMS には任意の数のユーザーがどこからでもアクセスできて、同時に編集が行える高い利便性にあります。

もう一つの大きな利点は、プログラミング言語を知らない非技術者でも独自のコンテンツを簡単に作成および管理できることです。実際のサイトの表示を見ながら、直観的にコンテンツの作成・更新ができるのも多くのユーザーに支持されている理由でしょう。

CMSは前述したように、コンテンツを見直して、管理することができます。これは顧客の観点からも重要です。最新の情報を継続して更新し続けることで、情報が古くなるのを防ぎます。古い情報は高い離脱率(訪問者がサイトに長く滞在しない)に繋がります。

最新のコンテンツを追加して、サイト上のコンテンツを継続的に更新すれば、顧客はそのビジネスに興味を持ってくれるかもしれません。

CMSの主な機能

前述したとおり、CMSには多くの機能が搭載されています。この章では各機能について詳しく説明していきます。

・コンテンツ作成・編集

コンテンツ作成・編集はCMSのメイン機能です。機能によってはドラッグアンドドロップや、テキスト入力、コピペなどの操作で直観的な編集作業が実現できます。代表的な機能は次の通りです。

  • ➢テキストやフォーム、画像、動画、CSS(スタイル)の作成、編集
  • ➢表示されるブラウザ画面のまま、実際の見え方を確認しながら編集作業が行える
  • ➢汎用性のあるプラグインや(拡張機能)テンプレート(雛形)の利用、作成
  • ➢公開日時の事前設定
  • ➢スマホ(SP)サイトへの適応
  • ➢日本語サイトをベースにした、グローバルサイトの作成

・ユーザー管理

CMSではコンテンツ管理だけでなく、コンテンツ作成にかかわっているメンバーの権限などユーザー管理も行えます。

各ユーザーのログイン状況や、編集履歴、ワークフロー設定、ユーザーごとの権限設定が可能で、作業責任の所在を明らかにできます。

・マーケティング(外部サービスとの連携、アクセス解析など)

CMSには、多種多様なマーケティング機能が備わっています。

SNS、API、DBとの連携や、Google Analyticsなどのアクセス解析ツールとの連携が可能で、作成したサイトのユーザビリティ向上に役立てることができます。

CMSを利用するメリット、デメリット

CMSを利用する上でのメリット、デメリットを紹介します。

・メリット

  • ➢効率的なコンテンツ管理
  • ➢柔軟なデザインてテーマ
  • ➢他人数での協力
  • ➢拡張性とカスタマイズ性

余談ですが、CMSを使用するとブログ投稿も作成できます。これはSEO(検索エンジン最適化)に優れており、検索エンジンに最適化し、ソーシャルメディアで共有してサイトへのトラフィックを増やすことができます。

・デメリット

  • ➢制約されたカスタマイズ性
  • ➢パフォーマンスへの影響
  • ➢依存性の問題
  • ➢エンジニアのCMSへの適応

CMSの種類

CMSには主に3種類あります。自身が作成したいコンテンツに合わせて最適なCMSツールを扱うようにしましょう。

オープンソース型

CMSにもオープンソースのものがあり、無料で導入できます。

ローカルでWebサイトを構築でき、カスタマイズ性に優れているのが魅力です。

プラグインやテンプレートの種類が充実しているので、簡単にWebサイトを構築できます。

ただし、基本的にオープンソースCMSは企業向けに作られていないことがほとんどです。その汎用性の高さ故にハッキングされやすく、セキュリティ面に不安があります。また、アップデートによる不具合が起きるなどのトラブルが発生した際には自力で解決しなければなりません。そのためWebサイトに知見がある人が使用することが推奨されます。

「とりあえず無料でCMSを導入して色々触って動かしてみたい」「小規模なWebサイトの構築に使いたい」という人であればオープンソースCMSでも問題ありませんが、そうでないのなら後述するCMSを使用することを推奨します。

パッケージ型

パッケージ製品として販売されているCMSです。パッケージ型のCMSは法人利用を想定されているため、ベンダーによる導入や更新のサポートや大規模なWebサイト構築にも対応できます。

ただし、製品として販売されているので、ある程度コストがかかるのがデメリットです。構築したいWebサイトの規模や、盛り込みたい機能のカスタマイズ量でコストが変動するので注意が必要です。

フルスクラッチ型

 完全オーダーメイドで構築するCMSです。既存のパッケージ型CMSでは対応できない複雑な機能を搭載した特殊なサイトや会社独自のルールにも対応することができます。

しかし、開発費に年間保守料などで他のCMSに比べても多大なコストがかかります。

このフルスクラッチ型には「オンプレミス型」と「クラウド型」があります。それぞれの違いについても解説します。

オンプレミス型

 自社内で用意したサーバーにCMSを導入してWebサイトの構築・運用を行います。サイト運営がオフラインになるので、通信障害を防ぎやすい環境になるのがメリットです。一方で、サーバー関連のコストがかかります。CMSのベンダーとサーバーを用意してもらうベンダーが異なる場合、工数とやり取りが増えて手間が増えてしまいます。

クラウド型

クラウド型ではCMSツールの運営事業者がCMSサーバーを管理し、導入会社はインターネットを介したオンラインでコンテンツにアクセスします。そのため自社でCMSをインストールする必要がなく、インターネット環境さえあればいつでもどこでもサイト管理・運用ができます。メリットしてはオンプレミス型よりも手軽に利用できる点が挙げられます。一方で、オンプレミス型のようにオフラインでの作業はできないため、インターネット環境に依存します。また、月額料金が発生するので月々の運用コストがかかる点にも注意しましょう。

有名なCMSツールの紹介

世界中で利用されているCMSですが、ここで代表的なCMSツールを紹介します。

  • WordPress(ワードプレス)
  • Shopify(ショッピファイ)
  • Adobe Experience Manager(AEM)
  • Sitecore(サイトコア)
  • Joomla!(ジュームラ)

ちなみに当サイトCOLORSもWordPressで作成しています!

まとめ

皆さん、いかがでしたでしょうか?
CMSは非技術者でも、Webサイトの作成・更新が実現できるツールです。

複数の投稿者が作成、編集、公開できて、CMSが持つ多くの機能を用いて、最新の情報を持つWebサイトを継続して管理することで、顧客の興味関心を向ける手助けになります。

この記事を読んで、少しでもCMSに対する知見が得られたなら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!