今日は、当社が誇るクラウドエンジニアの鳥越さんに、「AWSエンジニアに転職して、現在感じている面白さ」についてお聞きしたいと思います。この記事は、AWSにエンジニアに興味がある方、AWSエンジニアになりたい方におすすめです!
–まず最初にCOLORS恒例の質問です。鳥越さんの好きな色を教えてください。鳥越さんは2019年9月にエム・フィールドに転職されましたが、転職前からAWSのエンジニアだったのでしょうか?
鳥越:
好きな色は緑です!転職前はAWSのエンジニアではなく、クラウドとは無縁の開発やミドルウェア導入等が主な領域でした。
もともとこの業界に入ろうと思ったきっかけが、強固なサーバを作りたい!といったざっくりとした考えで、インフラ周りをやりたいと思っていたので、クラウドが主流になり始めたころからAWSのエンジニアに転身したいと願っていました。前職ではそれがかなわなかったのでAWSへの取り組みを盛んにしているエム・フィールドへの転職を決めました。
–なるほど〜!とても初歩的な質問で申し訳ないのですが、簡単にAWSやクラウドについておしえてもらえないでしょうか?。
鳥越:
クラウドとは様々なインフラストラクチャを提供するプラットフォームを差します。インターネットを介して必要な時に必要な分だけ利用できる仕組みなので、以前のように利用者がサーバーやソフトウェアを自社で購入・保有する必要がありません。特にAWS(Amazon Web Service)は世界で最も広く採用されたクラウドプラットフォームであり、コンピューティング、ストレージ、データベースなどのインフラストラクチャに限らず、AIや機械学習などを始めとする多種多様なサービスを統合した基盤環境です。
こちらの記事「コロナ禍でクラウド支出増加、「Microsoft Azure」「AWS」が依然主力に–Flexera」(ZD Net JAPAN 2021/1/18)にも書かれていますが、コロナの影響でクラウドコンピューティングや自動化への支出がますます加速されています。北米やヨーロッパの大企業がクラウドに投資する予算は年々増加しており、2020年はIT予算全体の25%をクラウドが占めていましたが、2021年は30%まで増加しています。反対に今まで主流だったオンプレミスのインフラへの投資に関しては、回答者の27%がデータセンターの数を「大幅に削減する」、7%はデータセンターを撤廃する計画だと回答しています。
–オンプレからクラウドに大きなシフトが世界的に続いているんですね!
鳥越さんは、オンプレとクラウド特にAWSの両方を経験されていますが、オンプレとAWSエンジニアの大きな違いはなんですか?
鳥越:
オンプレと比べてAWSでは初期導入の際のスピードやコストが大幅に改善されました。例えばオンプレ環境のサーバを導入する際は、いわゆる「買い切り」のビジネスモデルになるので、簡単にスペックを変更することができず、性能面を考慮しながら最適な構成を事前検討する必要がありました。
しかし、AWSでは構築後にサーバやDB等のスペックを自由に変更することができるので、性能面の検討は後回しにでき、料金体系も従量課金制となっているので、初期費用を最小限にして構築を進めることができます。
全部がそうとは言えませんが、その分インフラ担当としてのAWSエンジニアはより多くの領域を担うことが可能となり、OS、ミドルウェア、セキュリティ、ネットワーク等を包括して担当することも多いかと思います。またアプリケーション寄りのサービスも取り扱うことも多くなるので、総合的な技術力が必要になります。
–AWSなどのクラウドエンジニアには、総合的な技術力が必要になるのですね!
鳥越:
そうですね。前述での通り、担当する領域がとにかく広く流動的なので、AWS以外でもOSやミドルウェア、ネットワークやアプリケーションと様々な領域に足を突っ込んで検討しなければならないので、何でも屋な部分はあります笑
逆に言えば、AWSを知らなくてもほかの分野の知識を流用することができるので、スキルチェンジは比較的行いやすいと思います。実際私がそうなので!
–鳥越さんが、AWSエンジニアにスキルチェンジして、これは役にたった!と思った知識やスキルをおしえていただけますか?
鳥越:
パッケージ型ソフトウェアの導入・管理をしていた時のスキルは役立ちました。AWSとは全然違うソフトウェアでしたが、機能の単体を見るのではなく、それを動かすための権限だったり、別の機能への連携部分など、システム全体の関連性を意識することは非常に役に立っています。
–鳥越さんは今、とても大規模なAWSのプロジェクトに入ってらっしゃいますが、その中でどのような業務を担当されているんでしょうか?
鳥越:
基本的には複数の案件を同時並行で進めることが多いので一概には言えませんが、例えば全世界に公開しているホームページのサーバ構築やミドルウェアの導入・管理。サードパーティ製品とAWSの連携。サーバレス化に向けたアーキテクチャの検討等に参画させていただいております。時にはアプリ担当者が20名くらいいる会議に呼ばれて、1時間くらい質問攻めに会うこともあります(笑)
–1時間も質問攻め!ドキドキしちゃいますね笑。全世界で使われているシステムに関わるなんて、かっこいいです!ここで今日一番聞きたかった質問なんですが、鳥越さんが考える「AWSエンジニアの面白さ」ってなんですか??
鳥越:
AWSエンジニアの面白さを一言で表すと、やはり「カバー範囲の広さ」ですね。様々な分野にフレキシブルに対応できるようになることが一番の魅力だと思います。また、AWSは日々アップデートがかっていて、新しい機能が次々に出てくるので日々感動があります。私はAWSの基盤構築でプロジェクトを統括するエンジニアを目指しているので、今後も手を休めることなく貪欲に習得していきます。
–ところで、鳥越さんは、エム・フィールドに転職して初めて部下をもったそうですが、部下をもつってどんな感じですか?
鳥越:
当初は凄く緊張しました。私の配下は新卒や未経験、中途で入社された方ばかりなので、初めて見る現実の「システムエンジニア」が私になるので、よりよいロールモデルにならなければと思って業務に取り組んでいます。
リーダーとして第一線で顧客と折衝しつつ、育成と成果を天秤にかけながら日々頭をフル回転させています。
自分では教えるのが苦手なタイプだと思っていたのですが、やってみたらそんなこともなく、新たな自分を見つけられて良かったなと感じていますし、教えることで自身のスキルアップにも繋がっていると感じています。私は今が一番伸び盛りかもしれません!
–今が一番伸び盛り!それは楽しそうですね〜!もしよければ、この場でメンバーの皆さんに一言!
鳥越:
メンバーのみんなには、私のことが早く邪魔だな〜と感じるようになってほしいです。上司の指示がなくても自分で判断して、動ける組織にしたいですね。みんなそれぞれ個性があるので自身の特色をしっかり認識し、それぞれ得意な分野でNo.1を目指してほしいです。私自身はスマートな仕事振りは得意ではないので、ストロングスタイルで、わからなければわかるまで調べますし、手を動かすタイプです。失敗も沢山して、反省することも多いですが、落ち込むことはありません。落ち込んでも問題は解決しないので、走り続けることをやめずに困難に立ち向かうことを選んでいます。
部署のメンバーには、知らないことやわからないことへ飛び込む勇気を持って、日々取り組んでもらいたいと思っています。一緒にがんばりましょう!
–鳥越さんありがとうございました!転職して念願のAWSエンジニアになり、初の部下を持ち、育成のスキルも身につけたんですね!コロナ禍でますますAWSのニーズは高まっているので、これからもエンジニアとして引っ張りだこ間違いなしですね!
またお話をきかせてください。ありがとうございました!
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