AMBLの日々

AMBLのワークスタイル変更について

AMBLのCHRO(Chief Human Resource Officer)堀 真吾です。
AMBLはAIやDXに対する企業のニーズ拡大に伴い、積極的に新卒採用・中途新卒を行っています。2022年4月に40名の新卒社員と13名の中途採用社員が入社し、社員数は450名を超えました。(契約社員を除く)。

事業と組織の拡大に加え、コロナ禍に変化の兆し(緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の解除)が見られるため、AMBLでは2022年4月から会社として新しいワークスタイルを社員のみなさんに提唱しています。


具体的には、
・2022年4月からCompanyや部署ごとに週1回の出社日を設定する
・直属の上長と部下で1on1ミーティング(1対1で話しをする機会)を定期的に開催する
・オンライン朝会はカメラオンを原則とする
・組織単位でコアタイム(4H)を設定する
・基本的に入社時と異動時は、週3日出社にする
という新しいワークスタイルを導入しました。

ワークスタイルの変更と言っても、AMBLは多くのお客様に支えられている会社なので、
担当するプロジェクトやお客様からの要望によって組織ごとに状況は異なります。
そのため、システムで実施状況を会社が管理したり、出社しないと罰則がある訳ではありません。
あくまで「コミュニケーションを増やすことでお互いの信頼を高め、チーム力をアップする」ことを目的としています。

余談になりますが、私は以前から「働く」という漢字表記ではなく、ひらがなの「はたらく」を使っています。「はたらく」の方が柔らかく、私が考える仕事の仕方に合っていると感じているからです。私はCHROとして、仕事をすることは楽しいこと、義務ではなく自分で選択することであるということを伝えていきたいと思っています。そのため、この記事の中でも「はたらく」とひらがな表記にしています。
この記事で、AMBLという会社がどんなはたらき方を目指しているかを感じていただけたら幸いです。

■なぜ今、AMBLはワークスタイルを変えるのか?

「今、AMBLがワークスタイルを変更する理由は二つあります。
一つ目の理由は、コロナ禍で入社したメンバーの多くがリモート勤務だったため、他のメンバーのことをよく知らないから。二つ目の理由は、コロナ禍を経て対面コミュニケーションの有用性を再認識したからです。」


先述の通り、AIやDX技術を持つ人材や、AIプロダクトを求める市場のニーズは日に日に拡大しています。AMBLは事業拡大に伴いこの3年間で多くの新しいメンバーを採用しました。その結果、2022年4月時点で勤続3年未満の社員が6割超、社員の55%が30歳以下という、若くやる気が溢れるメンバーが揃った会社となりました。

成長著しいこの状況を裏返すと、社会人経験が少ない若手社員が2020年以降コロナ禍で入社し、ほぼフルリモートに近い環境ではたらいてきた訳です。仲間と直接顔を合わせる機会が少なかったので、「誰にこの質問をしたら良いのかわからない」、「顔を合わせたことがないので相談しにくい」など、不安もあったと思います。
もちろん毎日オンライン朝会を開催する部署や、定期的に上司とメンバーが1on1ミーティングを行う部署など、各部署でコミュニケーションに力を入れてきました。会社としても社員総会をライブ配信し、その場で社長や役員に質問できる機会を作ったり、社内報を充実させて情報共有を促したり、オンライン新年会を開催したりとさまざまな工夫をしてきました。
しかし、AMBLに限らず、世の中の多くの人たちが初めてのリモートワークに戸惑い、同僚や上司と気軽に話せない状況と緊急事態宣言などで閉鎖的になる環境に不安を抱えていたと思います。
AMBLは先輩が後輩を育成する文化を大事にしている会社ですが、残念ながらコロナ禍で入社した社員が「コミュニケーション不足」を理由に退職することが少なからずありました。

直接会って後輩を育成したり、対話を重ねることが信頼を築き、仲間になる最も近道だと思っています。そして信頼があるからこそ、お互いに助け合って大きな課題を乗り越えられるチームが作れます。AMBLは、一人のスーパースターで何かを成し遂げる会社ではなく、チームワークでお客様の大きな期待を超える会社です。

ワークスタイルを変えることによって、お互いの信頼関係を共創したい。そんな想いで今、ワークスタイルを変えることにしました。

中途入社メンバーも異動で組織が変わったメンバーも、環境が変わることは楽しみでもありますが、不安でもあります。環境が変わった瞬間は誰でも「ひとりぼっち」です。
近くに不安な仲間がいたら、自然と誰かが手を差し伸べる。CHROとしてそんな会社作りをしていきたいと思っています。

■AMBLはどんな、ワークスタイルを目指すのか?

「AMBLではたらくことによって、人生が豊かになる」 そんなワークスタイルを目指します。

・いつでも、どこでも、誰とでもはたらける
・ライフステージに合わせた柔軟なはたらき方を選択できる
・良く休み、良く学ぶ

このようなはたらき方を実現するベースは、「信頼とリスペクト」です。


信頼していない人と仕事をするのは苦痛ではありませんか?信頼できる仲間と一緒にはたらければ、仕事を任せることができるし、安心できるし、はたらくこと自体が楽しくなります。時には仕事の仕方や企画内容に関してケンカをしたり、熱い議論を交わすこともあると思います。しかし信頼していれば、ケンカや議論は仕事を楽しむスパイスにすらなるでしょう。

信頼できる仲間同士であれば、いつでも、どこでも、誰とでも仕事ができるようになると思います。例えば、キャンピングカーで日本一周しながら仕事をする、そんなこともできるようになると思います。(今はまだ出社日には出社してほしいですが笑)

AMBLは現在でも「有給の1時間単位での取得」や、「育児の時短勤務を小学3年生まで可能にする」などIT業界でもかなり柔軟なはたらき方を採用しており、男性の育休取得率も非常に高く、育休を1年取得中の男性社員もいます。
将来的には、さらに一人一人が自分のライフステージに合わせたはたらき方を選択できるようにしていきたいと考えています。例えば「週休3日」や「週休1日(土曜日もはたらく代わりに1日の勤務時間を短くする)」などの導入も実現したいと考えています。しかし、それぞれの勤務時間がズレることで、いろいろな不具合が発生すると思います。チームで助け合い、補い合う気持ちが根本にないと実現するのは難しいと思います。

自由なはたらき方を可能にするには、チームとしての信頼とお互いにリスペクトする気持ちが必要です。実力があれば良いとか、高い技術力があれば良いという話ではないです。
技術力や企画力の高いメンバーが集まっていても、信頼関係やリスペクトの無いチームは高い成果を残すことはできません。
Appleのスティーブ・ジョブズも、「全体の力は、部分としての個人力を集めたよりもはるかに大きい。それがビジネスの素晴らしさだ。」と言っていましたしね!

はたらき方の選択肢が増えれば、家族と向き合う、趣味に打ち込む、もっと学びの時間を増やし能力を高めプロフェッショナルとしてもっと自分を磨く時間を作りやすくなるでしょう。
「よく休み、良く学ぶ」。それを可能にするために、今から信頼とリスペクトのある組織を作っていきたいと思っています。

かなり長い内容となりましたがここまで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事は、私が全社員にワークスタイルの変更を告知したチャットの内容を編集したものです。

社員へのチャットの締めくくりに「理解できた場合は💛 を、まったく理解できなかった場合は🤞のスタンプをお願いします」というお願いをしたところ、💛 が大多数でしたが、🤞のスタンプも3つありました。
これからもCHROとして社員との対話を重ねて、制度も環境も充実させ、はたらきがいのある会社をみんなと作っていきますので、ますます進化するAMBLにご期待ください。


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COLORS編集長の宮坂ハニー(トイプードル2歳)です。 趣味は日向ぼっこ、好きな食べ物はプリン。 現在、海と山の二拠点生活を実現できないか模索中。