AMBL(アンブル)には社内限定のブログがあり、社長の毛利さんをはじめとした役員からの投稿や、部活の活動報告、事例共有や社内勉強会資料の共有、毎月の中途入社メンバーの紹介、社内でリスペクトされているエンジニアを紹介する「respectの輪」など、ほぼ毎日コンテンツを更新しています。
その中から、先日アップされた社長の毛利さんのお話がとても良い内容だったので、社外版に編集したものを公開します。
皆さんこんにちは、社長の毛利です。
AMBLは4月にコーポレートサイトをリニューアルして、新たに「日本のAXを、現場から動かす。」をビジョンに掲げました。

AXとは「AI Transformation」の略称で、企業がAIをビジネスの中心に据え、業務プロセスからビジネスモデル、さらには組織文化までを根本的に変革する取り組みです。
単にAIツールを導入するだけでなく、AIを戦略的に活用して、データにもとづいた意思決定を自動化・高度化し、新たな価値を創出することが目的です。
今回の記事では、このビジョンを背景に、AMBLの代表として私が見えている景色と、これからAMBLが進む方向、そしてAMBLのメンバーのキャリアにどう繋がっていくのかを、できる限り具体的に伝えたいと思います。ぜひ最後まで読んでもらえると幸いです。
目次
- 「知行合一」とAIが変える未来とキャリアについて
- SaaSの次に来る世界 ── アメリカで起きている「圧勝ビジネス」の正体
- AX時代は、エンジニアにとって、大きなチャンスであり、そして過去最高に楽しい時代になる。
- AMBLのメンバーが目指すべきキャリアと新ビジョンについて
「知行合一」とAIが変える未来とキャリアについて
先日、AMBLでは社員総会を開催しました。
総会では「知行合一」をテーマに経営層から社員に向けてさまざまな発信をしましたが、これは今年の私の座右の銘でもあります。
私にとって「知行合一」とは、
『業務や学習のなかで獲得した「知」を駆使し、今いる現場で、顧客に「価値」を一つ多く届ける』
だと考えています。
そして、それは肩書きや職種に縛(しば)られた話ではありません。
エンジニアであれ、コンサルタントであれ、営業であれ、バックオフィスのメンバーであれ ── 自分の業務のなかに、日々得た知見をどう取り入れていくのか。
そう考え、実行することそのものが、すなわち「知って動く」であり、AMBLの社員だけでなく、社会で働くすべての人にとってキャリアを切り拓く道そのものだと確信しています。
私自身を例に挙げさせていただくと、さまざまなニュースや市場動向レポートを読み込み、最新の情報を取りに行く。
お客様の現場で何が起きているのか、自ら経営層のもとへ足を運び、対話を通じてリアルなニーズを掴み取る。
そして、そこで得た「知」を踏まえて、AMBLという会社が、次に何をすべきかを決め、自ら動く。
これまで現場でつかんだ「知」を、AI やデータサイエンス事業の立ち上げ、そして直近では IT コンサルティング事業の立ち上げや「日本のAXを、現場から動かす。」というビジョンの策定という形で、「行」に変えてきました。
もちろん、これらはほんの一例で、今までも日々の意思決定や企画、提案のなかにも同じように「知」を「行」に変える瞬間があり、そのなかで新たな価値を創出してきました。
それを踏まえたうえで、これを読んでいるあなたに改めて問いかけたい。
「あなたは、AIが世の中をどう変えようとしているか、イメージできていますか?」
「そのなかで、自分はどんなキャリアを築き、どんな価値を世の中に届けたいと考えていますか?」
エンジニアの方なら、コードを書く量の変化はすでに体感しているかもしれません。
それでも「自分はAX時代にどう働き、どんな価値を出すのか」—そこまで解像度高く描けている人は、まだ多くないと思います。
まずは、そこから一緒に見ていきましょう。
SaaSの次に来る世界 ── アメリカで起きている「圧勝ビジネス」の正体
先日視聴して、私が衝撃を受けたコンテンツが下記になります。

SaaSの次にくる「圧勝ビジネス」が判明した(by Newspicks)
「SaaS is dead(SaaSは終わった)」── この言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
その象徴的な例が、本コンテンツに登場する米国の「Sierra」というスタートアップです。
OpenAIの元CTOと、Salesforce元共同CEOが設立した会社で、コールセンター業務を丸ごとAIエージェントで置き換えるサービスを提供しています。創業からわずか数年で、すでに巨大な企業価値に達している ── そんな会社が現実に存在します。
これまで、コールセンター業務には多くのSaaSが導入されてきました。CRMがあり、チケット管理ツールがあり、ナレッジベースがあった。人間がそれらを操作することで業務を回してきましたが、その担い手が AI エージェントへと置き換わり始めています。 SaaS が「人間が操作する道具」だとすれば、AI エージェントは「人間の代わりに自律的に業務を遂行する存在」です。
これは、コールセンターに限った話ではありません。 人がこれまで多くの時間を費やしてきた業務 ── 問い合わせ対応、調査、定型的な判断 ── これらが、次々とAIエージェントに置き換わっていく。そういう世界がもう、目の前に来ています。
そしてここからが本題です。
この変化を、皆さんは自分のキャリアにとって、脅威と捉えますか?それともチャンスと捉えますか?
私は、これは間違いなくチャンスだと思っています。後ほど、その理由を説明します。
AX時代は、エンジニアにとって、大きなチャンスであり、そして過去最高に楽しい時代になる。

AMBLの新コーポレートサイトより
最近、私はトップセールスとして、多くのお客様の経営層・役員クラスと対話する機会をいただいています。そのなかで、業界を問わず、共通して耳にするようになった声があります。
例えば、ある大手の旅行会社の役員。
例えば、大手ネットバンクの役員。
業界も規模も異なりますが、皆さんが抱えている課題は同じです。
「AI 駆動開発の伴走支援をしてくれる会社はある。ただ、それは一般的な開発プロセスのなかにAI 駆動開発を組み込む提案にすぎない。本当に知りたいのは、自社のシステム全体を見渡したときに、どこから実施するべきか、またどのようにAI ありきの開発へとシフトさせていくのか ── すなわち課題そのものの特定に苦戦している」
こうしたお客様からの声を受けて、AMBLでも上流からご提案する機会が本当に増えてきました。
そう、「優秀な実装部隊」として声がかかるだけの時代は、もうすぐ終わりを迎えます。
この変化を、脅威と捉えるか、チャンスと捉えるか。
私の答えはこうです。
「これからの時代は、エンジニアにとって、大きなチャンスであり、そして過去最高に楽しい時代になる。」
なぜなら、これまでエンジニアが多くの時間を費やしてきた「コードを書く」という作業は AI が担い、エンジニアの仕事は「何をつくるか」「どう価値を生むか」を考え、自ら形にしていく仕事へと変わっていくからです。
これは私だけでなく、 DeNA、ソフトバンクグループ、メルカリ、SHIFT ── 国内を代表するIT企業の経営者たちが、いま、口を揃えて「AIを前提にビジネスと組織を再設計する」と宣言しています。
新しいスタンダードは、もうすぐそこまで来ています。
AMBLのメンバーが目指すべきキャリアと新ビジョンについて

AMBLコーポレートサイト「私たちについて」内動画より引用
先日、Grafana Labs東京EBC開設のセレモニーに参加した際にも、同じことを強く感じました。
システム運用領域のAIエージェント化、そしてAI駆動開発の融合 ── これが、運用の在り方を根本から変えようとしています。AMBLが今、本格的に推進しているのは、まさにこの世界観です。
そして、AMBL が「AX」を掲げているのは、この変化を企業の現場に届けるためであり、同時に、皆さん一人ひとりが、エンジニアとして最も楽しく、最も創造的な仕事に向き合えるようにするためでもあります。
ここまで読んでいただいた皆さんに、いま私が見えている景色を、できる限り具体的にお伝えします。
まずは、足元のキャリア。
目指すべきは、お客様から求められる「AI駆動開発ができる人材」になることです。
同時に、お客様のAXを実現するAIシステムの開発 ── すなわち、データベースの設計・構築や業務に組み込まれる AI アプリケーションの開発。そして何をどう導入するかを描くAI導入の構想提案まで、これらを一気通貫で担える人材になること。
そして、その先にあるのが、サービス企画です。
お客様のAXを一通り実現できるようになると、次に見えてくるのは「そもそも、こういう AI エージェントのサービスを世の中に出したらどうか」「お客様の運用業務を丸ごとAI駆動に変える、新しいプロダクトをつくれるのではないか」という、自分発信のアイデアです。
AMBLではこうした一歩踏み出して挑戦するメンバーを歓迎し、新たなビジネスやサービスを生み出すためのチャレンジを全力で応援しています。
例えば ──
「SaaSを置き換えるAIエージェントのサービスを、AMBLで作ってみたい」
「お客様の運用業務を、丸ごとAI駆動に変える企画を立ち上げたい」
「コールセンターのSierraのようなプロダクトを、日本市場向けに作りたい」
市場性とニーズがあるサービスであれば、バイブコーディングで小さく立ち上げて、市場にフィットさせながらサービスとして大きく育てていく。
そういう挑戦も、「日本のAXを、現場から動かす。」をビジョンに掲げるAMBLでは十分に実現可能だと思っています。
これを読んでいる皆さんに、最後の問いです。
AI 時代へシフトすることを、経営層が明確な方針として掲げている会社と、そうでない会社。 皆さんにとって、どちらの環境のほうがプラスだと思いますか?
現場の社員がどんなに「AIを使って挑戦したい」「新しいやり方を試してみたい」と思っても、経営層がその方向を向いていなければ、組織として動かすことはできません。
AMBLは、経営者である私自身が旗振り役として「日本のAX を、現場から動かす。」というビジョンを打ち立てました。
だからこそ、社員が「やりたい」と思った挑戦に、最先端の技術で踏み出せる環境を用意していますし、皆さん一人ひとりのチャレンジを私は本気で後押しします。
もちろん、それは「お客様の期待値を超える価値提供のために使う」というのが前提です。
社員一人ひとりが「価値提供」を意識して動くこと ── その積み重ねが、AMBL のビジョン、そしてAXを形作っていくと思っています。
ぜひこれを読んだ方がAMBLが単なる技術提供に留まらず、社員一人ひとりの情熱と挑戦によってお客様のビジネスを牽引するパートナーであると感じていただければ幸いです。
そして、この自発的な挑戦を尊ぶ環境に共感し、AMBLで新しい未来を共につくる仲間として手を挙げてくださることを心から楽しみにしています。
現在、AMBLでは以下の職種を積極募集中です。
・ITコンサルティングマネージャー
・データサイエンティスト/データアナリスト
・AIエンジニア
・ネットワークエンジニア
・システムエンジニア/プロジェクトマネージャー
・UI/UXデザイナー
など、現在募集中職種はこちら
なお、以下の職種につきましては、大阪限定での募集となります。
・DXソリューション営業(大阪営業所立ち上げ)
※ 2026年6月12日現在