先日、4月1日に2024年入社式を大崎オフィスにて執り行いました。
櫻井会長、毛利CEO、秋山COO、橋本CFO、堀CTO、5人の訓示を紹介します。
■櫻井会長からの訓示
皆さん、入社おめでとうございます。内定式から一人も欠けることなく、本日を迎えられて最高の気分です。
なにより皆さんにこうしてお会いできてとてもうれしいです。
AMBLはDX(デジタルトランスフォーメーション)の会社です。ITを活用して企業の生産性を上げる活動を支援する会社ですね。皆さんは様々な分野・プロジェクトでこれから活躍していくことでしょう。
AMBLの母体のmfieldを創業したのが2001年です。ちょうどみんなが生まれた頃ですね。当時は、インターネットがちょうど普及し始めた時代でした。amazonや楽天を始め、色々な新しい会社が出てきて、漠然とですがワクワクしたのを覚えています。そんな時代に私も勇気を振り絞って会社を創りました。
当時、こんなサービスがあったらいいなと思っていたものは、現在すべて実現していると言っても過言ではありません。ECやオンラインバンキング、SNSなど今皆さんが普通に使っているものは22年前にはなかったんです。
それがたった10年~20年で実現したわけです。なんでこんな話をしているかというと、皆さんもニュースで知っている通り、生成AIがトレンドになっていて、これがさっきお話ししたインターネット黎明期のようなワクワク感に通じるものがあるなと思うんです。
皆さんの持っているスマートフォンは国が管理していた25年前のスーパーコンピューターと同じ性能なんです。性能だけでなく、通信速度も当時の1,000倍以上、6Gになったら100倍・1000倍単位でスピードが上がっていきます。そうなったら、皆さんが今考えている「こんなサービスがあったらいいな」と思うものはすべて実現していてもおかしくないですよね?例えば、人手不足の介護とか物流とかもロボットがやってくれる時代もすぐそこかもしれません。
そんな大きな変化が来ている時代に私たちAMBLは、テクノロジーパートナーとして社会インフラを作っている企業のお手伝いをしています。それは、20年後に皆さんが考える夢のようなサービスが実現する未来につながっています。ぜひ皆さんにはこうしたテクノロジーの中核を担うような人材になってほしいと思っています。
そのために、私からお願いです。20代の皆さんにはやりたいことや興味あることもたくさんあると思いますが、今やらないといけないことってあると思うんです。自分の夢を叶えるためにも、すごく努力したなと思える3年間にしてほしいなと思っています。
皆さんの努力と活躍を期待しています。AMBLの一員として、一緒にがんばっていきましょう!
改めまして、皆さんおめでとうございます。
■毛利CEOからの訓示
ようこそAMBLへ、10月の内定式から一人も欠けることなく、この入社式を迎えられたことを本当に嬉しく思います。新入社員である皆さんの入社をAMBLの仲間みんなが楽しみに待っていました。皆さんこれから始まる社会人生活への期待に胸をふくらませていると思いますが、私もこれからの皆さんの成長を考えるとワクワクしています。
AMBLはAI、クラウドネイティブ(システム開発)、UXデザイン、マーケティングの4つの事業領域で総合的にお客様のDXを支援しています。近年は特に生成AIブームの影響もあり、AIのニーズが加速しているのを実感しています。
ぜひ皆さんもAMBLの一員として、この4つの事業領域とDXへの理解を深めていただき、お客様に(AMBLについて)説明できるようになってください。
先ほど櫻井会長からもDXについて説明がありましたが、近年は特にデジタル技術の進歩が著しいこともあり、AMBLはお客様へのDX支援は改善を積み重ねるアプローチではなく、非線形の成長をもたらす革新が必要だと考えており、これが「Shift the Direction(改善から革新へ)」というブランドプロミスにつながっています。
また、AMBLはお客様の利益はもちろん、社会に役立つ技術を提供して持続的な社会の発展に寄与することで、社員が所属していることを誇れる組織を目指す「三方よし」を経営理念にしています。この理念に従って、新入社員の皆さんがAMBLに入社したことを誇れるようにこれから一緒にがんばっていければと思っています。
さて、先ほどAMBLは4つの事業領域で総合的にお客様のDXを支援しているとお話ししましたが、AMBLの創業当時の事業は人材派遣だったことは知っていましたか。チャレンジする人と向き合い、その活躍する場を作っていくことで、きちんと報われる社会を作りたい。その想いはいまも変わっていません。
AMBLのミッションとして掲げている「デジタルの力でチャレンジする人が報われる社会を作る」は、会社の風土としても定着しています。実は私もIT未経験で入社して、AMBLでさまざまなチャレンジをさせていただきました。お客様企業においても、DXを推進する方は同様にチャレンジする人だと考えています。皆さんもこのミッションのもと、今後業務に取り組んでもらえたらと思っています。
最後に、AMBLのバリュー「賞賛と承認」「まず一歩踏み出す」「自分自身に打ち克つ」についてお話しさせていただきます。
皆さんだけでなく、自分のことを賞賛・承認している人は意外に少ないと思っています。私の話をすると、2019年に当時はまだ未知数のビジネスだったAIをメインにした会社を立ち上げたのですが、エンジニアでもない自分が果たして社長として務まるのかとても不安でした。そんな私に「賞賛と承認」を送ってくれたのが、会長の櫻井さんでした。その「賞賛と承認」が自信につながり、私は自分を承認することができたし、社長としての第一歩を踏み出すことができました。ぜひ皆さんも仲間からの賞賛を受けることで自分自身を承認できるようになってもらいたいですし、仲間に対して素直に賞賛を贈れるようになってください。
次に、皆さんには小さいことでもいいので、チャレンジできる自分を作れるようになってほしいと思っています。これから業務に携わる中で、お客様からの課題に対して自分で考えて答えを導き出すことはもちろん、お客様への提案を先輩に相談することも「まず一歩踏み出す」へとつながっています。ぜひそういうマインドを心掛けるようにしてください。
そして、皆さんもこれから仕事を進めていくなかで、なかなかうまくいかないこともあるかもしれません。人や環境のせいにしたくなることもあるでしょう。でも、一度立ち止まって考えてみてください。それって本当に人や周囲の環境に、原因があったのでしょうか?もちろん、そういった場合もあるとは思いますが、他責することなく、自分でできることを考えて実行していくことが成長への一歩だと私は思っています。立ちふさがる壁はあなたが成長するために必要な試練だと考えてください。「自分自身に打ち克つ」ことで成長した皆さんに、私は心から賞賛を贈りたいと思っています。
改めまして、本日は本当におめでとうございます。
■秋山COOからの訓示
皆さん、入社おめでとうございます。
先ほど気が付いたのですが、僕は2004年に社会人になったので今日でちょうど社会人20年目になります。自分を思い返してみても、学生から社会人になった当初は「構造の変化」に戸惑ったのを覚えています。
「構造の変化」を簡単に説明させていただくと、皆さんはAMBLに入社するまで学生としてお金を払って、教育というサービスを受ける立場でしたよね。それが社会人になって、今日からは皆さんがお金を貰ってお客様や社会に(いただいたお金の)対価を提供する立場になる訳です。この「構造の変化」は、皆さんが思っている以上に大変です。今までとは立場が逆になるので、色々戸惑ったり、社会の厳しさを痛感することもあると思います。ただ、この変化を受け入れることが社会人としての出発点だと僕は思っています。まずは(「構造の変化」に)少しでも早く慣れてもらって、AMBLの一員として企業や公共団体に技術やサービスを提供することで、より多くのお金を支払っていただけるように、仕事で価値を出せる社会人になってほしいと思います。
さて、内定式で「お金を稼ぐことは大事ですが、皆さんの人生やこれから働く社会はお金がすべてではありません。入社までの半年でお金以外の自分が大切にしている価値観を考えてみてください」と皆さんに話したことを覚えていますか。先ほどお話しした通り、皆さんにはAMBLの一員として仕事で価値を出すためにこれから尽力していただきたいのですが、お金が一番大切だと僕は思いません。例えば、皆さんの同期。この49名の仲間は競争相手でもあり、これから切磋琢磨して自分を高めてくれる存在でもあります。ただ、それを越えた関係を築き、自分の人生の中でもかけがえのない存在になる可能性だってあるーこれが社会人として働く面白さでもあると僕は思っています。
ぜひ同期の仲間を大切にしてください。
改めまして、皆さんおめでとうございます。
■橋本CFOからの訓示
皆さん、本日は入社おめでとうございます。
櫻井会長、毛利CEOからもありましたが、内定式から一人も欠けることなく、入社式でお会いできてとてもうれしく思います。
今日からAMBLの一員として、仕事を通して色々なことに出会っていくと思いますが、私からは「失敗を恐れないでほしい」という言葉を贈りたいと思います。初めて社会人として働く中で、失敗するのが怖いなと思うかもしれませんが、失敗は決して悪いことではありません。
もちろん、同じ失敗を繰り返すことはよくないですが、失敗を恐れて何もしないより、チャレンジしてなにかを掴み取るという気持ちで、業務に当たってほしいと思います。失敗したとしてもその結果から学び、成功につなげることで、また新しいチャレンジに立ち向かっていってほしいです。
短いですが、私からはこちらをお祝いの言葉に代えさせていただきます。
皆さん、本当に今日はおめでとうございます。今後ともよろしくお願いします。
■堀CTOからの訓示
皆さん、内定おめでとうございます。
先ほど櫻井会長からもこの20年のテクノロジーの進歩についてお話しがありましたが、半導体最大手intelの共同創業者であるゴードン・ムーアが定義した「集積度は18ヶ月で2倍になる」と技術力の進歩を表してた「ムーアの法則」というものがあるのをご存知ですか。そして、今それを超えるNVIDA創業者のジェン・スン・フアンが提唱する「フアンの法則」というものが出てきました。これは、特定の電力当たりの情報処理速度が2年で3倍になると言われています。技術の進歩もそうですが、コロナ禍を経て仕事や生活も大きく変わりました。こうした変化の激しい時代だからこそ、AMBLのメンバー一丸となって乗り越えていきたいと思っています。ぜひ皆さんも一緒にがんばりましょう!
僕は野球が好きなのですが、ルーキーの活躍は野球の醍醐味の一つと言っても過言ではありません。
僕もそれを楽しみに毎シーズン観戦しています。ぜひルーキーらしく清々しく活躍してください。
皆さん、改めておめでとうございます。
新入社員の皆さん、おめでとうございます!
AMBLの一員として活躍を期待しております。