AMBLはAI、クラウドネイティヴ(システム開発)、UXデザイン、マーケティングの4つの事業領域で企業のDXを推進、700名近くの様々なDXのスペシャリストが活躍しています。
この強みを活かし、外部の方にもAMBLで活躍される社員の方の業務や技術力&クリエイティブを知っていただきたいと考えて、技術とクリエイティブに焦点を当てた連載をスタートしました。
今回は、UXデザイン事業部(UXD) マネージャーKさんにお話を伺いました!
Kさん、本日はよろしくお願いいたします!
まずはじめに、Kさんの担当している業務について教えてください。
主に新規/リニューアル案件にて、サイト構造設計/画面設計をディレクターとして担当しています。具体的には、UX/UI観点から課題を抽出し、サイトや各画面の役割定義/改善・具現化する設計をしています。直近では、某大手国内時計ブランドのサイトリニューアル案件を担当させていただきました。
また、マネージャーとして、チームメンバーのマネジメントを行っています。各メンバーのスキルやキャリアプランに合わせた指導・育成に力を入れると共に、メンバーが能力を発揮しやすい環境づくりにも取り組んでいます。
Kさんは、前期からマネージャーに就任されましたが、
当時と今とで心境の変化はありましたか?
そうですね、マネージャーに就任して早いもので1年が経ちました。当時と今での最も大きな心境の変化は、物事を考えるときの主語が「私」から「チーム」に変わったことだと思います。
特に私のチームは若手が多いので、彼らの成長がなければ、より多くの案件を獲得したり、大規模な案件を複数担当したりすることが難しくなります。自然と、自分のことより「チームのスキルをいかに底上げするか」に目が向くようになったことが、この1年で一番大きな心境の変化であり、自身の成長だと感じています。
マネジメントの面白さはどんなところに感じていますか?
マネジメントの醍醐味は、やはり「自身の人間性が成長するところ」にあると感じています。以前は完璧を求めるあまり、チームの空気が張り詰めてしまうなど、今思えば未熟なところもありました。
しかしマネージャーという立場が、「相手の気持ちを考える・自分に余裕を持つ」といった、人として当たり前のことに改めて気づかせてくれました。
若手メンバーとすれ違いが生じて初めて、自分の伝え方に問題があったことや、相手を想う気持ちが足りなかったことを痛感しました。相手にいきなり完璧を求めず、言葉を選び、一呼吸おく。そんな試行錯誤を通して、この1年で自分の器が少し広がったように感じています。
正直、今でもプレイヤー思考が強いので、マネージャーという役割は向いていないと思っています(苦笑)。
それでも、この経験を「やってよかった」と心から断言できます。
もしマネージャーをやらなかった自分と今の自分を比べたら、今の自分の方が人として成長しているし、人間としての幅が広がったと、そう感じていますね。

マネージャーとしてチームを率いる傍ら、
大きなプロジェクトにも関わっていらっしゃると伺いました。
現在は、大手損保会社の火災保険に関するプロジェクトに携わっています。
2025年10月に、保険契約の大量満期とそれに伴う保険料の値上がりという、市場全体にとって大きな課題が控えています。多くのお客様が保険の見直しをされるこの重要なタイミングで、既存のお客様に安心して契約を継続していただくことが、このプロジェクトのミッションです。
具体的な業務としては、まず競合他社のウェブサイトとの比較調査や、UI/UXの観点からの現状分析を行います。そこから得られた課題をもとに、コンテンツの改善提案や情報設計を行い、実際のページ制作までを一貫して担当しています。
現在担当する、クライアント様の商品は、単に価格の安さだけではない「手厚い補償範囲」という大きな価値があります。私たちがウェブサイトでその価値を的確に表現し、お客様に深くご理解いただくことで、契約継続を後押しすることを目指しています。
非常に大きなプロジェクトなので、日々やりがいを感じています。
Kさんがお仕事をする上で、ずっと大切にされていることや、
今後の目標について教えていただけますか?
チームのメンバーを育てるというのはもちろん大きな目標ですが、この業界に入った当初から貫いている、私個人の目標があります。それは、「一消費者として感じる日常の“不便”を、自分のスキルで解消したい」という想いです。
例えば、趣味の格闘技鑑賞で、PPV(ペイ・パー・ビュー)配信をよく利用するのですが、サイトによって販売期間や購入方法が異なり、非常に分かりにくいと感じる場面があります。こうした身近なサービスの不便も、いつか仕事として解決したいですね。
そして、個人的に最も解決したいと感じているのが、公共施設などの予約システムです。
自分自身が公共施設を利用したときに感じた、システムの使いにくさや行列といったアナログな仕組みには、「公共性の高いサービスだからこそ、もっと便利にできるはず!」と強い問題意識を抱きました。
このように、実体験から感じる様々な“不便”を、自分の仕事を通して解消していきたいという気持ちを常に持ち続けています。
Kさんが所属されているUXD事業部は、どんな雰囲気の部署ですか?
UXD事業部を一言で言うと、「リスペクトの塊」ですね。自分にはないスキルや視点を持ったメンバーがたくさんいるからです。
例えば、今一緒に仕事をしているメンバーには、クライアントとの交渉やビジネスにおける的確な判断力を持つ方々がいます。私たちの仕事は、お客様に価値を提供したいという想いと、自社の利益を守るという視点の両立が不可欠です。彼らの、その難しい課題を絶妙なバランス感覚で実現するプロセスは、まさにプロフェッショナルの仕事だと感じますし、心から尊敬をしています。
このように、お互いの強みを認め合い、尊敬できるメンバーに囲まれているのが、UXD事業部の素晴らしい雰囲気だと思います。
Kさんは社外向けブログ「SeeSO(シーソー)」の運用にも関わっていらっしゃいますね。チームや会社の文化醸成にも繋がっているのではないでしょうか。
そうですね、社内ブログ「SeeSO」の運用を始めて1年以上が経ちました。私たちの第一の目標は、これから仲間になる方々にとって、このブログが「AMBLがどんな会社かを知るための窓」になることです。そのため、メンバーには日々の業務に繋がるようなテーマでの発信も積極的にお願いしています。
何より、すごくいいなと思うのは、そのポジティブな雰囲気です。
皆すごく協力的に記事をアップしてくれていて。そこには仕事の体験談もあれば、趣味や旅行の話もあって、書いている人の顔が見えるようで面白い。こういう協力的なカルチャーが、AMBLの良いところだな、と素直に感じます。
さらに、このブログは若手メンバーがWebディレクターとしての専門性を高めるための、重要な機会にもなっています。Webディレクターとして活躍するには、情報を整理し、意図を正確に言語化するスキルが求められます。「社外の読者」を常に意識しながら記事を執筆する経験を通じて、コンテンツの品質向上に直結するライティング能力を効果的に鍛えることができると考えます。
このSeeSOでの経験が、執筆したメンバーにとって、「あの時やっておいてよかった!」と振り返れるような、価値あるものになったら嬉しいですね。
そして、ブログの更新がこれほど活発に続いているのは、本当にメンバーの協力あってこそです。現在、編集部も新たな体制となり、SeeSOを次のフェーズへと進化させる準備を進めています。これからの活動にも、ぜひご注目ください。
最後に、これからAMBLで働きたいと考えている方へ、メッセージをお願いします。
AMBLの魅力として、私が何より自信をもってお伝えしたいのは、社内の人間関係と風通しの良さです。
「自分の仕事はここまで」と線を引く人がおらず、職種を越えて誰もが「どうすればプロジェクトが成功するか」を考えている。互いの得意・不得意を自然と補い合えるカルチャーが働きやすさに繋がっているんだと感じています。
先に述べた、リスペクトの話の延長になりますが、このように互いを尊重できる土台があるからこそ、私たちのチームでは多様な個性が大きな力になっています。
担当するお客様は業界も規模も様々ですので、その複雑な課題に応えるために、「これだけは負けない!」という一点特化の強みを持つ方を、心から歓迎するとともに、この記事をきっかけに、私たちと一緒に働いてみたいと感じてくださった方からのご応募を、心よりお待ちしています!
Kさんのインタビュー、いかがでしたでしょうか。
この記事でAMBLの魅力が少しでも伝わりましたら幸いです。
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