AMBLはAI、クラウドネイティヴ(システム開発)、UXデザイン、マーケティングの4つの事業領域で企業のDXを推進、700名近くの様々なDXのスペシャリストが活躍しています。
この強みを活かし、外部の方にもAMBLで活躍される社員の方の業務や技術力&クリエイティブを知っていただきたいと考えて、技術とクリエイティブに焦点を当てた連載をスタートしました。

2023年中途入社 Tさん
プラントエンジニアリングの営業職から、データサイエンスという全くの異分野へ。今回は、Tさんが大きな挑戦を決意した経緯や、AMBLで働く魅力について伺います。
未経験からの挑戦。AMBLで新しいキャリアを歩み始めた理由
Q.Tさん、本日はよろしくお願いします!
まずはじめに、AMBL入社のきっかけを教えてください。
私の社会人としてのキャリアは、プラントエンジニアリング会社の営業職からスタートしました。その後、調査会社へ転職し、初めてデータ分析の仕事に触れたのが大きな転機となりました。データからお客様の動向を読み解く仕事に面白さを感じ、「専門スキルを身につけたい」という想いが強くなりました。もともとスポーツが好きだったことから「機械学習を学んで、いつかスポーツアナリストになる」という夢を抱き、そのために不可欠な技術を学べる環境を求めて、AMBLへの入社を決意しました。
入社してから、一口に「データサイエンス」と言っても、その領域が非常に専門的に細分化されていることを実感しました。実際、私が当初取り組みたいと思っていた機械学習は、現在所属するDSCではなく、AI開発部が担当していたのですが、まずは実績を積むことが重要だと考え、自分の強みを活かせるコンサルティング寄りのキャリアを歩むことに決めました。

Q.入社後に関わった案件を教えてください
最初に配属されたのは、大手通信会社のデータ抽出など2つのプロジェクトでした。そこでIT未経験にもかかわらず、入社半年でマネージャーに就任できたのは、まさに年次や経験ではなくポテンシャルを信じてくれる、AMBLのカルチャーを実感した出来事でした。
もちろん、お話をいただいた時はプレッシャーも感じましたが、それ以上に「この大きなチャンスを活かして、必ず期待に応えたい」という前向きな気持ちが強かったのを覚えています。だからこそ、知識も経験も足りない中で、学んでは試し、試しては学ぶというサイクルを必死に繰り返しました。
具体的には、「週に1冊は必ず技術書を読み切る」と自分の中で決めて、そこで得た知識をすぐにお客様との会話で実践するという試行錯誤を、手探りながらも必死に続けました。結果、プロジェクトを完遂できたのですが、そのときに感じたのは、達成感とは少し違う「なんとかやり切った…」という強い安堵感でしたね。なにより(大きな責務を果たせたという)この経験が、確かな自信となり、次の挑戦への原動力にもなりました。

Q.Tさんが所属する、データサイエンス事業部(以下、DSC)を一言で表すとしたら?
そうですね、社員の「挑戦したい」という意欲を尊重し、後押ししてくれる文化でしょうか。だからこそ、経験が浅くても、意欲があれば仕事を任せてもらえるのだと実感しています。
そのカルチャーを体現するように、私自身も、自ら営業担当の方にお願いして商談に同行させてもらったことがあります。技術的な視点で提案の幅を広げたり、案件が生まれる上流の段階から関わらせてもらうことで、自分の価値をどのように発揮できるか試行錯誤しました。
もちろん、「発言したからには結果で応える」という覚悟は常に求められますが、そうやって自ら動くことで自分の立ち位置を確立していける。それこそが、DSCの大きな魅力だと感じています。
Q.Tさんの今後の目標を教えてください
今後の目標は、「コンサルタントの課題解決能力」と「アナリストのデータ分析能力」、その両方の強みを併せ持つプロフェッショナルになることです。
プロジェクトでお客様と向き合う中で、感覚だけに頼るのではなく、データという客観的な根拠に基づいて解決策を導き出すことの重要性を痛感しました。その上で、お客様に心から納得していただける価値を提供できる、そんな存在になれるよう努めています。その目標に向けて、まずは日々の業務で一つひとつの課題解決の経験を丁寧に積み重ねています。
幸い、AMBLは大手IT企業との共同プロジェクトが始まるなど、新しい挑戦の機会が増えているので、こうしたスキルアップに繋がるチャンスを積極的に掴み取り、自身の専門性を高めていきたいですね。

Q.AMBLに興味を持ってくださっている方へ、メッセージをお願いします!
AMBLには、「自ら学ぶ意欲」を何よりも大切にし、さらには挑戦を歓迎する「まず一歩踏み出す」というバリューが浸透しています。もちろん、チームのサポートはありますが、最終的に成長の鍵を握るのは自分自身です。その意欲を行動に移せる方にとって、AMBLは最高の環境だと思います。一緒に働ける日を楽しみにしています!
編集後記🖋
インタビューで特に印象的だったのが、Tさんの探求心と勉強熱心さです。
IT未経験から入社半年でマネージャーという大役を担う中で、「週に1冊は必ず技術書を読み切り、得た知識をすぐにお客様との会話で実践する」というサイクルを繰り返してきたというお話に、Tさんの誠実で直向きな人柄が表れていると感じました。
今回は、そんなTさんが「自身の経験が、少しでも皆さんの役に立てば嬉しい」と、おすすめの書籍を推薦文とともにご紹介します。
仕事の進め方や考え方の基本が凝縮されており、プロジェクトに一人で参画する機会が多い方や、ビジネスマナーを学ぶ機会が少ない新社会人におすすめの一冊です。
② 電通現役戦略プランナーの ヒットをつくる「調べ方」の教科書
データ分析を専門とする方に向けて、調査方法の重要性や具体的な進め方がわかりやすくまとめられています。開発者というよりは、アナリストやコンサルタント志向の方に特に役立つでしょう。
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