お疲れ様です。広報の大芦です。
昨今、生成AIが大きな注目を集めています。
しかしAMBLは、そのブーム以前からAI技術の可能性に着目し、開発に注力してきました。
特にAMBLが強みとしてきたのが、人の画像から年齢や性別などを推定する画像解析AIです。
この技術はAMBLのAI開発の中核であり、実用的なプロダクト《AI属性分析》シリーズとして誕生しました。
《AI属性分析》シリーズは、店舗、商業施設、交通機関、イベント会場など多様な場所で活用され、これまで把握が難しかった来場者や視聴者の属性をデータとして可視化します。
今回は、このAMBLの画像解析AIについて、代表的なプロダクトをご紹介します。
【AI属性分析】
AI属性分析は、カメラ映像を活用し、来店者や来場者の属性を詳細に把握するプロダクトです。主な機能は次の通りです。
■ 性別・年代別の人数を自動でカウントし、時間帯別に集計します。
■ 集計結果はカメラごとにリアルタイムで確認でき、現在の混雑状況などを瞬時に把握可能です。
■ 過去のデータも閲覧でき、「いつ、どこに、どのような層(年代・性別)が」訪れていたかを時系列で分析できます。
これらの機能により、混雑状況の把握だけでなく来訪者の特性や関心の傾向まで深く理解できるため、より効果的なマーケティング戦略の立案や店舗・施設の運営改善に繋がります。
【 アプリの特徴 】
■ マスク着用時でも性別・年齢の推定が可能です。
■ 人による推定では生じがちな曖昧さや基準のブレを、AIによる客観的な分析で解消。一貫性のあるデータが得られます。
■ 個人情報保護に配慮し、解析に用いた顔画像データは保存せず、年齢や性別といった属性情報のみを統計的に蓄積するデータ処理を行っています。
【AI属性分析CROSS】
「AI属性分析CROSS」は、AI属性分析の発展版であり、その最大の違いは「測定方法」にあります。
画面にユーザ側でラインを引き、ラインを通過した人数を性別、年代別にカウントし、
マーケティングなどに役立つ来訪者の顧客情報を自動で取得し、可視化します。
【アプリの特徴】
検出された頭部を囲うバウンディングボックスの中心が、デバイスコンソールで描画した線を越えた場合にカウントします。
デバイスコンソールで最大3本の線を描画できます。各線には線のどちら側から入ってきた人数をinまたはoutとしてカウントするかの”方向”を設定する必要があります。
線をin方向に跨いだ時に推論された年齢と性別をアップロードします。
商業施設、店頭入口、小売店、飲食店、交通機関 などに活用されます!
AI属性分析は、商業施設、店頭入口、小売店、飲食店、交通機関などさまざまなシチュエーションで、これまで把握することが難しかった「どのようなお客様が、いつ、どこを訪れているのか」をデータとして正確に可視化することで、勘や経験だけに頼らない、客観的な事実に基づいたマーケティング戦略、効果的な店舗設計、サービスの向上を実現し、顧客満足度の高い空間づくりをサポートしています。
今回は、AMBLが誇る代表的な画像解析AIプロダクトをご紹介しました!
この記事を通して、AMBLの多様な技術や取り組みを知る良い機会になれば嬉しいです✨
今後も、AMBLが開発する様々なプロダクトを定期的にご紹介していく予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!