明けましておめでとうございます。
AMBL代表取締役社長の毛利です。
昨年は多くのお客様とのお取引や企業様との協業がスタート、それに合わせて社員数も708人(2023年9月1日現在)になり、事業規模を大きく拡大しました。
また、新たにマイクロソフト社が推奨する「Azure OpenAI Serviceリファレンスアーキテクチャ」の賛同パートナー企業に参画するなど社員のスキル向上と技術領域の拡大も積極的に行ってまいりました。
2024年は一段と飛躍できるよう、AMBLとしてこれまで以上に外部への発信に力を入れていこうと思っています。
さて、AMBLでは毎年社員のみんなと意識を共有して良いスタートを切れるよう、私がIT市場の動向とそれに対する考えを社内ブログでシェアしています。
今回は社外向けに編集したものを発信、2024年のIT市場はどうなっていくのか、またAMBLがどのような形で企業のDXを推進していくのかをさまざまな方に知っていただく機会になればと思っております。
参考:ITR『IT投資動向調査2024』
:ITR『ITRが2024年に企業が注目すべき12のIT戦略テーマ「ITR注目トレンド2024」を発表』
ビジネス領域のDXテーマへの取り組みが進展
※ITR『IT投資動向調査2024』より
データを見ると前年度からほぼ横ばいとはいえ、昨年より「進行中・実施済みで成果も出ている」のポイントが少しずつ上がっており、「2025年の崖」を目前にして各社ともにDXに向けて本腰を入れて取り組んできている印象を受けました。AMBLでも「他社との共創、エコシステムの構築」のDXテーマで、2023年より企業様の電力消費量予測の開発業務や太陽光発電量予測を用いた売買電力の経済的最適化のためのソルバーの開発業務を担当しております。また、「製品・サービスの競争力向上領域」のDXテーマでは成果が出ている企業も出始めており、さらに活発になっていくと思います。いままで取り組んできた受託開発やAI開発で培ったAIエンジンを有効活用することで、「製品・サービスの付加価値向上」「新製品・サービスの創出」などの支援も行っていけると確信しており、今までは、お客様からの依頼に対して支援を行ってまいりましたが、これからは私たちの経験をもとにお客様の競争力向上を目的とした提案も実現可能になってくると感じております。
2024年度はAI関連製品・サービスへの投資が加速
※ITR『IT投資動向調査2024』より
2024年度に高まるAI関連製品・サービスへの投資ですが、1位「AI/機械学習プラットフォーム」2位に「生成AI」、9位「PaaS」10位「CSPM/CWPP/CNAPP」など、AMBLがすでに取り組んでいる領域でもあり、生成AIも昨年より新たに取り組みを進めているサービス領域です。投資増減指数においても、10位まですべてのテーマがAMBLの事業領域と言っていいでしょう。
そして、各テーマにおいて企業がIT投資を進めていく中で必ず話題に上がるのは「内製化」です。「内製化」を実現するために、AMBLが得意とする常駐型支援のニーズがより一層高まることが予想できます。
ITRが2024年に企業が注目すべきIT戦略テーマ
「AI経営革新」「高度情報活用」「IT基盤最適化」
※ITR『ITRが2024年に企業が注目すべき12のIT戦略テーマ「ITR注目トレンド2024」を発表』
まず「生成AIによるビジネスモデル革新」というテーマでのAMBLの取り組みですが、AMBL Chatを1月15日に社内でリリースする予定です。AMBL Chatは弊社のAMBL Qveで構築しております。
AMBL Qveは、立方体のキューヴを積み上げるように、オリジナルのシステムを構築することができる、高品質且つ短納期な受託開発を提供できるトータルデリバリープラットフォームなので、お客様から生成AIの支援を依頼された際、マイクロサービスとして環境構築に活用することが可能です。
またこうした環境構築からビジネスモデル革新につなげる提案を行えるよう、AI・システム開発・UXデザイン・マーケティングという4つの事業領域で企業のDX推進をサポートしていきます。
データ活用においても、テキストだけではなく、動画、画像、音声、数値などマルチモーダル化が進んでいくはずです。いよいよデータ活用も、次のステージにシフトしていくことを実感しています。それに伴って、お客様からの要望もより複雑かつ高度なものへと変わっていくと予想されますが、大手通信キャリア様への支援やAI画像解析アプリの提供などで培った経験を活かし、お客様の期待に応えるだけでなく、さらに技術力を高めていくよう社内の研修体制もより強化していく所存です。
私が考える、2024年の市場予測とAMBLの動きについて
これをお読みいただいた皆さんも各テーマから読み取ったと思いますが、2024年は「2025年の崖」の直前ということもあり、企業のDXは急速に進んでいくでしょう。
2024年の予測ではAIにおける話が多く、いよいよ日本におけるDXの取り組みが本格化していくでしょう。ただ、DXを進めていく上でAIだけでは企業のDX課題は解決できません。
私が昨年さまざまなお客様とお話しをさせていただくなかで改めて感じたことは、DXを進めていこうとしている企業の多くが、AIの活用以前に、老朽化したシステムの刷新やデジタル化できていない仕組の改善に対しての課題を抱えており、(企業のDX推進は)システム開発領域がとても重要だということです。2023年は企業のDX課題を抽出し、DXを実現するため、システムの内製化に取り組むAMBLの伴走型の常駐支援を実際多くの企業様にご提案させていただいたのですが、想像以上にたくさんの企業様が弊社の常駐支援に興味を持っていただき、非常に手ごたえを感じました。
これを読んでAMBLの伴走型の常駐支援に興味を持った方はぜひ下記からご連絡ください。
2024年もAMBLのブランドプロミス「Shift the Direction(改善から革新へ)」に則り、さまざまな企業のDXを推進していければと考えております。
今年の抱負と決意
著作者:lifeforstock/出典:Freepik
最後に私の今年の抱負は「万里一空(ばんりいっくう)」です。
「万里一空」は、剣豪・宮本武蔵の座右の銘とされる言葉で、「ひとつの目標に向かって努力し続けること」、「目的、目標、やるべきことを見失わずに励み、頑張り続けること」という意味があります。
目標を見据えてたゆまず努力を続けることで大きな結果を残し、今年は「万里一空」に入りたいと思っております。
それでは今年もどうぞAMBLを宜しくお願い致します。
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